サムライクリックを基にした投資とリターンの関係とは?
最近、インタネットを使って、極めてローリスク、低コストで投資やビジネスが出来るようになってきました。
株式投資も同様で、昔と比べると、かなりの少額からインターネットのボタン一つで、誰とも会話することなく開始することが出来ます。
そして投資は、インターネットさえ出来る環境があれば続けられますので、実質的に固定費もネット代以外はほとんど掛らずに続けることも可能です。
またビジネスと言う観点でも、インタネットを使うことで、在庫や店舗を持たずにビジネスが出来ますので、参入障壁や運用費の低減など、ビジネスを行っていくにあたってのリスクはかなり低くなってきています。
ご存知の通り、最近では自分でホームページを立ち上げて、アフィリエイト広告などを掲載することで利益を得ることも容易ですので、多くの方が参入しています。
アフィリエイト広告ビジネスなどはその典型で、極めてローリスクで始めることが出来、また運用していくことが可能です。
更に、無料のブログサービスを利用してしまえば、独自ドメイン代やレンタルサーバ代ですらかかりません。
勿論、これも立派なビジネスだと言えると思います。
ただし、当然ですがこれも簡単に始められて、ローリスクで続けて行けますので、当然リターンは少なくなりがちです。
シンプルに考えてみれば、誰もが簡単にリスクが少なく出来るということは、一般的に考えるとリターンも少ないと言うことになります。
中には多くの利益を出されている方もいますが、シンプルにとらえれば広告収入ですから、読んでも得るものがない内容であれば人は来てくれません。
ですから、得られるリターンは少なくなるのは当然のことです。
瞬発的に利益を得ること出来るかもしれませんが、長くリターンを得て行こうとするならば、継続的に価値を提供し続けて行かなければなりません。
その為には、それ相応の努力は当然必要なのだと思います。
話は脱線しますが、例えば詐欺まがいの広告で「毎年、年率200%のリターン!」などの広告があったとします。
まあ、素人的にもまず怪しいなと思うはずです。
しかし、「毎年、年率30%のリターン!」と書いてあったらどうでしょうか?
少し、あり得るかもと思ってしまう方も多いかもしれませんね。
しかし、冷静に考えれば30%のリターンと言っても相当な高運用率です。
当然これを実現するためには、人件費、運用費などのコストも必要ですので、30%を優に超えるリターンを出し続けなければ実現できません。
100%出来ないと言うことはないかもしれませんが、それは別のカラクリや仕掛けなどがなければ難しいものです。
物凄くリスクのある投資を行っており、だからこそその高リターンが実現できるのかもしれません。
ただ、その場合だと30%は安いかもしれません。
当然、この30%のリターンを実現できている理由を特定できるまでは、この広告に乗ってしまうのは極めて危険です。
ちょっと実例を出してみます。
下記はアフィリエイトのASPの1つで「サムライクリック」というものになっています。
このアフィリエイトでは、高額の報酬が謳われています。
結論から言うと、この高額の報酬(リターン)は事実だと思います。
しかし、そこにはそれに伴う理由が生じています。
下記は、オンラインカジノに特化したアフィリエイトで、プレイヤーがゲームをした一部を還元してくれると言うものです。
当然、カジノに対ては多くのお金をつぎ込む人がいるわけで、高額の報酬は当然実現可能であろうと想定できます。
また宝くじや競馬など、一般的にギャンブルと言われているものは、極めて厳しい国の管理のもとで運営される代わりに、ペイアウト率(還元率)は100%以下となっています。
ですから、一定にかかるコストを上回る売り上げさえあげれれば、基本的には事業の継続は、ある意味他の企業と比べると容易ともいえるかもしれません。
つまりは、金を使ってくれる人を人集めが重要であり、あとは使った金の一部を支払えばよい訳です。
このように考えると、下記のうたい文句も矛盾をきたしていないことも理解できます。
少し話が脱線しましたので話を戻します。
何を言いたかったかと言うと、「リターン」にはその裏にそれを実現するために何らかの「必然性」が発生していると言うことです。
つまり高いリターンには、その裏に多くの努力があったり、または高リスクが潜んでいたりします。
いずれにせよ「投資とリターン」には、何らかの因果関係は発生しており、ほとんどの場合が矛盾するものではなく、シンプルにひも解いて行けば、その理由は案外簡単に理解出来たりするものです。
逆に理由をひも解くのが難しく、理解できないものは危険です。
もし、その因果関係が明らかに矛盾が発生している場合は、その状況は長く続くことは少ないのが世の常です。
高いリターンや美味しそうな誘い文句が並んでいる場合は、まずはその背景をひも解くことを怠ってはいけません。
そして、因果関係に矛盾があれば近づいてはいけません。
因果関係から生じる矛盾がの理由が明確になり、そのリスクや理由が自分にとって受け入れれるものであることが理解できて始めて投資をしても良いと言うことになります。
これらのことは経験を重ねるごとに直観的に気が付くようになってくるものですが、失敗してから人のせいにしても、結局泣き寝入りするのは自分です。
慎重には慎重を期して、行動をすることが重要と考えます。